分離症について

みなさんこんにちは!

腰痛で代表的なのは、ギックリ腰と呼ばれる腰仙部挫傷(ようせんぶざしょう)、椎間板の一部が神経を圧迫して起こす椎間板ヘルニアです。他にも、過度な運動が原因となる脊椎分離症や、骨の変性などが原因となるすべり症、腰部変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)、骨がスカスカになる骨粗鬆症も腰痛を引き起こします。また、腎結石や尿管結石、子宮筋腫、子宮内膜症、うつや自律神経失調症などの疾患でも腰痛が起こることがあります。

今回は、学生に多い分離症についてお話していきたいと思います。

腰椎の関節突起間部にひびが入る(疲労骨折)ことが原因で、腰椎全体が不安定になることから神経の刺激し、痛みや痺れといった腰痛の症状が現れるのが腰椎分離症です。特におしりに近い第5腰椎に頻発します。スポーツを熱心にしている子どもや成長期にスポーツをしていた人に起こりやすいのが特徴です。また腰椎すべり症は、腰椎の位置が本来の位置からすれることで腰痛の症状が現れることを言います。過激な運動で脊椎骨の一部が骨折して離れると、腰が重く感じられ、ときどき腰痛があらわれます。しかし、痛みを感じないこともあるので、放置されることも少なくありません。脊椎分離症は小学生高学年から中学生に多くみられ、脊椎分離が起こると分離すべり症に移行したり、椎間板ヘルニアを併発することもあります。

千代田区・小川町・淡路町・神田・お茶の水にある、小川町鍼灸整骨院では、分離症の治療を得意とするスタッフがいます。

小川町鍼灸整骨院