パソコン仕事などによる長時間の同じ姿勢は首や肩へ大きな負担がかかります。
パソコン画面を注視し続けたり、キーボード操作などを同じ姿勢で続けた場合、首や肩の筋肉が緊張します。筋肉が緊張すると血液循環が悪くなり、首や肩のコリや痛みを引き起こす原因となってきます。
特に、前かがみにやうつむき加減での作業を続けていると、脊椎の本来あるカーブがなくなり、頭が肩よりも前に出てしまいます。このカーブは衝撃を吸収しているので、カーブがなくなることもコリや痛みの原因となります。
長時間パソコン作業をする方は、作業環境を整えることが大切になってきます。
まず、椅子の高さは足の裏全体が床にくっつくくらいの高さが理想です。
さらに、椅子に腰掛けた際に、膝の位置がお尻より少し高い位置になるような高さが理想です。
椅子の高さが変えられない場合などは、足元に台を置いて高さを調節してください。
作業環境としては室内の温度も大切になってきます。
夏場ではエアコンが効きすぎている環境で同じ姿勢を続けていると、コリや痛みがさらに悪化する可能性があります。
冷えによって筋肉が緊張することで血流が悪くなり、疲労物質や痛み物質が滞ってしまい、症状が悪化しやすいです。
特に首元や足元は冷やさないようにしましょう。
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