内臓からの痛み

みなさんこんにちは。

本日は内臓からくる腰痛についてお話します。
今や腰痛は多くの人が悩んでいるものです。その原因は千差万別で、筋肉や関節が原因のも意外に、中には内臓が原因で腰痛が引き起こされる場合もあります。
その中でも今回は、腎臓と肝臓が原因で起こる腰痛についてお話します。
腎臓と肝臓はともに「沈黙の臓器」といわれ、機能が低下してもなかなか自覚症状が現れませんが、腰痛がそのサインかもしれません。

・腎臓の病気で腰が痛くなる理由
腎臓と腰痛は一見関係がないように感じますが、痛みには関連痛というものがあります。
ある部分の痛みを、脳が別の部分の痛みと勘違いすることにより起こります。腎臓は腰痛が発生する腰の左右の背中側にあります。そのため、腎臓に異常が出ると、腰のあたりに痛みを感じ、腰痛になったような錯覚を起こします。
なので、腰自体の治療を行っても思うような効果はありません。このような場合、腰痛を緩和させるためには腎臓の病気を治さなければなりません。

・腰痛を伴う腎臓の病気
腎臓のもっとも重要な役割は、血液に含まれている老廃物や毒素を取り除くことです。
腎臓は、毛細血管が網の目のような構造になっている「糸球体」という部分で血液をろ過して、老廃物や毒素などを尿として排出しています。
この機能が低下すると腰痛のほかに、「体のむくみ」「安静時でも痛みがとれない」「血圧が高い」などの症状が出ます。また軽くジャンプして着地すると、腰の奥に響くような痛みを感じる場合は、腎臓に異常がある可能性が高いです。
腰痛を伴う腎臓の病気でおもなものは、急性腎不全、慢性腎不全、腎臓結石などがあります。
腎臓の病気は心筋梗塞や脳卒中につながる可能性があり、悪化すると透析が必要となりますので早めに医療機関で診てもらい、治療を行いましょう。

千代田区・小川町・淡路町・神田・お茶の水にある、小川町鍼灸整骨院では、何が原因なのかをしっかり検査をして治療をしております。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。

小川町鍼灸整骨院