首のヘルニア

こんにちは!
本日は頚椎ヘルニアについてお伝えしていきます。

頸椎(首の骨)の椎体と椎体の間にある椎間板(クッション材)の中にある髄核が周囲の組織(線維輪)の中から飛び出してくることを頸椎ヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)と言います。その飛び出た髄核が脊椎から出る神経根や脊髄を圧迫している状態の場合、腕や手にシビレなどを生じます。

主な原因として言われているのは、急激な外部からの衝撃によるものや、加齢による椎間板の変性によるもの。
コンタクトスポーツ(ラグビー、アメフトなど)などによる頸部への繰り返しの衝撃やスマートフォン操作などの長時間の不良姿勢(下向きの姿勢)が挙げられます。

軽度の場合は首の痛みや肩こり、軽い手のしびれなどの症状があります。症状が強くなると、首を反らす様な動きが制限されるようになり、腕や手に痛みが走るようになります。
重症化すると手や腕の感覚が無くなったり、筋力低下による、握力の低下、手先の使う作業ができなくなります。
場合によっては下半身にも症状が現れ、膀胱直腸障害(尿や便が出にくい、又は頻尿や失禁など)になることもある為、注意が必要です。

一般的には消炎鎮痛剤(湿布)や筋肉弛緩剤(薬)などの薬物療法や、牽引療法(首を引っ張る)、温熱療法(温める)や電気療法(干渉波)などの物理療法。ブロック注射や、マッサージ療法などが挙げられます。

手のしびれはヘルニアによって神経を圧迫している場合や、それ以外の骨格の歪みによって発生している筋肉のねじれが原因で起こる場合もあり、レントゲンやMRIでは確実に分からないしびれもあるため、手術などを勧められて悩んでいる方は一度当院の全身矯正やトリガーポイント治療を受けに来て下さい。
症状の改善のため、千代田区・小川町・淡路町・神田・お茶の水にある、小川町鍼灸整骨院で早期治療をお勧めいたします。

小川町鍼灸整骨院